2017年02月16日
伝えることの大前提にあるもの
人は誰もが嫌われたくないという思いがあります。
そのせいか、本当に伝えたい想いを遠慮して言わない。
または、言ったとしても、まわりは受け入れてくれるだろうか
と心配になる方も多いと思います。
けれど、当たり前ですが、「嫌われたくない」「変に思われないか」という意識である以上、自身本来の価値は発揮できません。
フォーカスするべきポイントは、自身の想いを伝え、相手に何かしらの価値を提供することにあります。
別に全員に受け入れられることを言う必要はまったくありません。
世の中には、
マクドナルドを毎日食べる人もいれば、全く食べない人もいます。
パチンコが趣味の人もいれば、まったく興味ない人もいます。
毎日薬を摂取する人もいれば、10年以上薬を使用しない人もいます。
毎日テレビを見る人もいれば、テレビを持たない人もいます。
このように、そもそもの価値観がさまざまです。
※ちなみに上記の後者は僕のことです(笑)
多様な価値観、世界の中で、
コミュニケーションを取りながら、私たちは生きているので、
まずは「伝える」というアクションをすることが大切です。
これは映像、WEBにおいても同じことが言えます。
本当に届けたい人に、価値が伝わる内容になっているかを意識しながら
構成をつくっていくことが大切です。
届けたい相手が明確であればあるほど、
伝えたい想いに気持ちがのるはずです。
つかう言葉も変わるし、伝播するエネルギーも異なってきます。
感情もなしに説明という形で伝えるのと、
想いを感情にのせて伝えることは
面白いほどに、伝わり方に大きな差が生まれるものです。
全員に受け入れられようというではなく、
伝えたい相手に価値、想いを届けよう。
その想いこそが、何よりも大切です。
株式会社イメージ・ジャパン 代表取締役 隈部周作